我が家の無停電設備
昨年9月6日北海道のブラックアウトは大変だった。(小樽単身赴任)
小樽は震度4で物理的な被害は微少だったけど3日間停電。
揺れている最中に停電(札幌は揺れが収まってから停電だった模様)
して即徒歩で仕事場へ。iPhoneが役にたった。夜道真っ暗でiPhone
のライトが頼り。月が無く満天の星。気味悪いくらいきれいだった。
東日本大震災の経験あったので食料・水・ガソリン・発電機を躊躇
せず購入。役にたった。ブラックアウトの怖さを改めて感じて自宅
の非常電設備利用方法を明確にして家族に伝えました。自宅の設計
は長時間停電を想定した設備なのだけれど肝心な非常電源が無かっ
たのです。(プリウスPHVは初期型で100v電源供給できない)今回カロ
ーラスポーツ購入時に100v電源を付けたので非常電源設備が使えま
す。
■トヨタハイブリットの100v電源
他メーカーは調べていないけど非常電源としてはこれがベストだと思
う。条令(アイドリングストップ)等の諸事情でトヨタは表だったPR
していないけど。日産のEVより容量が大きい。ハイブリットは一般の
発電機に比べて静かで排ガス臭くない。燃料タンクも大きい。100v15A
なので用途が限定されるけど逆に無駄に電力使わないから長時間電源
供給できるはず。満タンだったら4~5日くらい持つのでは?(調べてい
ないのでいいかげんの数値です)
もし日産リーフ(40kWh)が満充電状態だった時に1000Wを使い続けたら
40時間で停電。プリウス満タンだったら・・・?
小型発電機(1500w級)も検討したけどうるさくて近所迷惑になるので中
止してました。
■自宅設計時に留意した事
オール電化にすると停電で全てダウンするのでガス・灯油を組み込み
ました。関連機器の電源は切り離し・非常電源接続できます。自宅は
受電が200V100A。電源は32回路(予備除く)。テレビは8回線。有線LAN
は10回線。改めて見ると小オフィス並みだな。
※構造と確認申請だけ外注して他の設計は自前。
停電のみ対応。上下水道・光通信が機能することが前提です。
1)ハイブリット車から電源引き出しして建物内独立コンセントに給電。
2)石油ファンヒーター:寒冷地用の大容量ファンヒーターを1階台所
に設置。各室のドアを開けてファンで風を流せば1フロア
(約100平米)は(東京&断熱建物なので)暖房できます。石油ファ
ンヒーターは点火時に900Wくらい負荷あるけど平常運転時は50W
以下。
3)ガス湯沸かし器:風呂2室の内1室をガス湯沸かし器にしてます。
4)通信系:光ケーブル経由の電話・テレビ・インターネットを停電時に
非常電源接続できる環境です。
5)トイレ:2室中1室は給電。フラッシュ式のため停電すると面倒。
6)テレビ:延長コードで電源入れればどの部屋でもオッケー。大型は
消費電力大きいので不可。
7)冷蔵庫:1台だけ延長コードで接続。
8)最終手段:100vがダウンした時は工具・掃除機で使用してるバッテリー
でライト・ラジオ・USB充電します。
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