先日、庭の梅を撮影して、 Panasonic LC1 の限界を感じました。今年はスイスの高山植物を見にいくつもりなのにLC1で行ったら後悔しそうです。昨年9月にLC1を衝動買いしましたがやはり失敗でした。妻に写真の楽しさを教えてあげて、ついでにLC1をプレゼントして・・・・もう一台カメラ買おうかナ・・・・
キャノンが好きなのですが、ボディー(EOS Kiss)が若作りなのとデジカメ専用の希望するレンズ(プラスチックはイヤ)が無いのでNG。結局ニコンが欲しくなりました。
Nikon D70 と AF-S Zoom ED 17-55mmF2.8G と AI MACRO 105mm F2.8S 。
Zoom ED 17-55mmF2.8Gに絞りリングが付いていないのが不安。
マニュアルフォーカスのAI MACRO 105mm F2.8SとD70の相性が不安。
これに予備バッテリー・メモリ・フィルタ・アイレベルファインダーを合わせるとけっこうな金額になる。でも何度もいけない所に行って後悔するよりはいいかも・・・・ヨドバシでカメラで見てこうかな?最初からこれにしとけば良かった。レンズは長く使えるかもしれないけど、高い買い物だ。腕時計が買えちゃう。
<雑件>
現在は交換レンズメーカーの大手となっている会社が創生期の時期にアルバイトしていました。
仕事は、ズームレンズの前球と後球の組み合わせ相性を決める最終作業の助手。
レンズユニットが2つに分割されていまして、これを暗室で組み合わせ、プロジェクターで投影検査します。組み合わせとプロジェクターセットが私の仕事。
基準となるのがNikonとCanonの同等ズームレンズ。これを100とすると70くらいのレベルに達したものを組み合わせで作り上げ、組み立てします。中心部はどのレンズもそこそこだけれど、外周は組み合わせで大きく性能が変化します。
数十本に1本の割合でメーカー品と同レベルのレンズが出来上がります。検査責任者と私で「これは凄い!」と言います。なにしろメーカー品の1/3の値段で、同様の解像度が得られるのですから・・・・
でも出荷数が多いと組み合わせの合格点レベルが70から50くらいまで落ちてしまいます。つまりバラつきが大きいのです。今はこのような事は無く、たぶんカメラメーカーと同じレベルだとは思うのですが・・・・
そんなことで私はメーカー純正のレンズしか買いません。
今でもレンズのクリーニングはガソリンでやっているのだろうか?時々手伝ったのだけれど、あの匂いだけは最後までイヤだった。
当時は新聞見開きの状態で撮影して、四隅の文字までが判別できる程度が35mmフィルムの限界だった記憶があります。ASA36のネオパンFを使って、紙焼きの際にも良いレンズを使用しないとダメでした。それが今では5万円以下のデジカメでクリアできます。凄い時代になったもんだ。
学生時代、キャノンのライカマウントレンズ(今から50年くらい前に製造された高級レンズ)が呆れるほど性能が良くて感激していました。それからキャノンファンです。親父から譲り受けたCanon7がどこに行ったのか見つからない。