AFさんのとろこで
AFさんのとろこで 接写撮影の比較したいとのことでしたのでやってみました。
機種は Panasonic LC1 と Canon IXY400
結果はごらんのとおり。
それぞれ、ピントが結ぶいっぱいのところまで寄って撮影してます。いずれも寄りきれてません。IXYの広角が一番寄れていますが、被写体から10cmくらいまで接近していてカメラや腕の影ができてしまうので実用性がありません。中望遠側で接写できないとダメ。
生のデータ(縮小していない)を部分掲載しています。印刷物の撮影なので発色性は判断できません。解像度はIXYがまあまあ。買った値段が5倍も違うのに健闘してます。
環境:撮影はガラス越しの太陽光の下。
設定:LC1は1/500sec F=1:8。IXYは不明だけれど明るいのでそこそこ絞りが効いて深度が深くなっているのでピント合せズレは出ていないと思います。三脚固定のセルフタイマー撮影なので手ブレもなし。
保存:保存モードはいずれもJPG、Sファイン。
サイズ:LC1は2560×1920ピクセル、IXYは2271×1704。
結論は、両機共にマクロ撮影は役不足。
LC1:寄りきれないので接写できない。
IXY:望遠側で寄りきれない。
IXYはレンズの解像力が意外といいです。但し色の階調が荒いのと、いろいろな 操作上の不満 があります。
LC1はかっこいいのが一番の長所です。二番目の長所は開放状態でも四角までピントが結ぶ。ボケ味がいい。色の再現性がいい。短所は全てが動作遅い(起動・ピント・保存)。業務用にはまったくなりません。ファミリーカメラの領域です。LC1はOEMでライカブランドでも 販売 されているけれど、ライカ社はよくこんなボディにLEICAのロゴ入れるよね。
これ や ここ あたりも参考にしてください。
| 固定リンク
コメント